EFFORT
臨海副都心の
取組1-①
全国初・地域熱供給への
水素混焼ボイラーの実装
提供:東京臨海熱供給(株)
臨海副都心では、「地域熱供給」という、特定の地域の冷暖房や給湯に使用される冷水や温水を建物ごとではなく、一箇所にまとめられた設備(熱源プラント)で製造し、導管を通じて地域全体に供給するシステムを導入しています。
各建物で熱源設備を設置する「個別冷暖房」に比べて、省エネに寄与するこのシステムは、1995年から臨海副都心に取り入れられ、同地域に訪れ、働く人々を支えてきました。
現在、臨海副都心では、これらの冷暖房用設備で使用される熱源に、水素を活用したボイラーを導入することで、さらにCO2排出量を削減する新しいシステムの研究を行っています。
これは全国初の取組であり、世界に開かれた国際都市・東京の玄関口にふさわしい、クリーンな地域熱供給システムの実現を目指しています。